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TOP 特集 選ばれるクリニックの条件 Vol.02 SAI CLINIC 崔煌植 院長
選ばれるクリニックの条件 / Vol.02

「急がない」という、
いちばんの信頼。

一人ひとりを“覚える”クリニックが、選ばれる理由

鏡を手に、患者と向き合う崔煌植院長
患者一人ひとりと、じっくり向き合う。SAI CLINIC の診療室にて。

大阪・梅田の駅から、歩いてわずか一分。ターミナルのただ中にありながら、SAI CLINIC は驚くほど静かだ。二十三坪ほどの空間に、診療にあたるのは崔煌植院長ただ一人と、二人の看護師。一日に迎える患者は、決して多くない。美容クリニックがひしめき合うこの街で、あえて“規模を追わない”道を選んだ院長に、選ばれ続けるクリニックのかたちを聞いた。

大手の“真逆”を、行く

崔院長は、大手美容クリニックで長く研鑽を積んだのち、独立した。豊富な症例を重ねた現場で、良さも、限界も見てきたという。

「大手には、大手にしかできないことがあります。ただ、僕がやりたかったのは、その真逆でした」。回転を上げ、効率を突き詰めるほど、そのしわ寄せはどこかで患者さんに向かってしまう。ゆっくり話したいのに、話せない。予約が詰まれば、待たせてしまう。それは、崔院長が思い描く医療のかたちではなかった。

一人ひとりに、ゆっくり時間をかけたかった。ファンになっていただいて、長く通っていただく。そういうクリニックがしたかったんです。

掲げるコンセプトは「美しく、歳を重ねる喜びを」。外見だけでなく、内側から自然な美しさを引き出し、心まで満たされる——そんな美容医療を目指している。立地にも、その哲学が表れている。梅田の一等地でありながら、あえて小さく構えた。入居までには審査を重ね、実現までに長い時間をかけたという。「遠方から通ってくださる方が、乗り換えずに来られるように。ターミナル駅なら、皆さんが通いやすいと思ったんです」。目の前の効率ではなく、長く通っていただく先を見越した選択だった。

診療室で患者と対話する崔院長
ご納得いただけるまで、じっくりと。カウンセリングの時間を何より大切にする。

一人に、たっぷりと向き合う

SAI CLINIC のカウンセリングは、驚くほど長い。医師である崔院長自身がじっくりと向き合い、そのうえで、費用や希望の相談にも時間をとる。良いことばかりでなく、リスクも含めて。

「ご納得いただけるまで、きちんとお話しする。それには、どうしても時間がいるんです」。大手にいた頃から“カウンセリングが長い”ことで知られていたという崔院長は、笑って言う。「今は、心ゆくまでお話しできます」。もっとも、来院される多くの方は、口コミやSNSで十分に調べたうえで訪れる。だから当日は、細かな説明よりも、最後の不安をていねいに解きほぐす時間になる。

うちに来てくださる方の中には、僕と話すことを楽しみに来てくださる方もいらっしゃいます。そう思っていただけたら、それも一つの価値だと思うんです。

美容外科医には、腕は確かでも対話は不得手という職人肌の人が少なくない。崔院長は、その対話こそを自らの付加価値だと考えている。

“覚えている”ということ

崔院長のクリニックには、毎朝の習慣がある。その日に来院される患者さん一人ひとりのことを、スタッフ全員で“予習”するのだ。飼っているペットのこと、お子さんの習い事、来月に控えたご予定——そうした一つひとつを記録に残し、次にお会いしたときに、さりげなく会話へ織り込む。

このクリニックは、私のことを覚えてくれている——そう感じていただけたら。それが、ファンになっていただける瞬間だと思うんです。

施術後のフォローも、崔院長自身が担う。翌日にはご自身でメッセージを送り、経過を尋ねる。照明の位置も角度もそろえ、まったく同じ条件で撮影したビフォーアフターを、加工せずにお届けする。気になることがあれば、院長が直接返事をする。「院長と直接やり取りできるクリニックは、そう多くないと思います。この時代だからこそ、思いっきりアナログをやろうと思って」。効率とは正反対の、時間をかけた丁寧な関係づくり。それを、崔院長はあえて選んでいる。

長く続く関係を、育てる

崔院長が専門とするのは、たるみへ向き合うエイジングケア。糸リフトは、半年から一年ごとにメンテナンスを重ねていく施術だ。一度で終わりではなく、また戻ってきていただく。だからこそ、患者さんとのあいだに長い時間が流れていく。

「先生、また来たよ」。そう言っていただける。一度きりではない、長く続く人間関係が作れる。僕は、このかたちが好きなんです。

開院当初から通い続けてくださる方が、驚くほど多いという。技術やシステムの前に、まずは人と人。その積み重ねが、SAI CLINIC の土台になっている。

SAI CLINIC の崔院長とスタッフ
院長と、二人の看護師を中心とした少人数のチーム。“ちょうど良さ”を、みんなで守る。

“ちょうど良さ”を、守る

うまくいけば、次は多店舗展開へ——そう考える院長も多い。だが崔院長は、その道を選ばない。「痛みやダウンタイムなく、きれいに仕上げる。そのクオリティを SAI CLINIC のブランドとして担保しながら広げていくのは、簡単なことではないんです」。だからこそ、自分の目が届く範囲で、質を追い続けたいと語る。

忙しすぎず、暇すぎず。患者さんお一人おひとりに、きちんと向き合える。その“ちょうど良さ”を保つのが、今の目標です。

欲を出せば、どこかで質や接遇にほころびが出る。そのしわ寄せは、また患者さんに向かってしまう。だから、まずはこの場所を、しっかりと足場にする。取材のあいだ、崔院長の言葉はいつも、一つの軸へと帰っていった——患者さんにとって、どうか。

規模でも、価格でもない。選ばれるクリニックの条件があるとすれば、それは一人ひとりとの“関係の密度”なのかもしれない。急がないという選択が、いちばんの信頼になる。SAI CLINIC は、そのことを静かに教えてくれる。

SAI CLINIC 受付・エントランス
Clinic info

SAI CLINIC(サイクリニック)

エリア
大阪・梅田
住所
〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町1−32 ヤンマー本社ビル 地下2階
アクセス
各線 梅田駅より徒歩約1分
電話
06-6147-5763
診療
美容外科/美容皮膚科/美容内科(エイジングケア)
Web
saicli.jp
SAI CLINIC 崔 煌植 院長
Doctor profile

崔 煌植 院長・医師

さい こうしょく | SAI CLINIC 院長

経歴

  • 三重大学医学部 卒業
  • 済生会千里病院 形成外科・皮膚科・内科 勤務
  • 湘南美容クリニック 神戸院 院長
  • AND美容外科 心斎橋院 院長
  • 美容クリニック技術指導医
  • 崔先生の糸リフト塾 代表
  • 化粧品 imini 監修医
  • SAI CLINIC 院長

資格・所属学会

  • 日本美容外科学会(JSAS)
  • 韓国美容外科医学会(KAAS)
  • 日本オーソモレキュラー医学会(JSOM)
  • 日本メンズヘルス医学会
  • アラガン・ボトックスビスタ認定医
  • アラガン・ジュビダームビスタ認定医
  • 日本救急医学会 ICLSインストラクター認定医
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