美容クリニック向け医療機器・設備メーカー5社徹底比較
レーザー・エネルギー機器の選び方【2026年最新】

医療用レーザー機器 脱毛レーザー ピコレーザー フォトフェイシャルIPL ヒアルロン酸フィラー HIFU・RF痩身 薬機法承認機 炭酸ガスレーザー
このページでわかること
美容クリニックに必要な医療機器の5カテゴリー(レーザー・光治療・注入材・痩身・スキンケア)と基本知識
薬機法の承認機と未承認機の違い:クリニック導入前に必ず確認すべき法的リスク
機器選定の5つのポイント(適応・承認状況・コスト・メーカーサポート・競合差別化)
5メーカーの代表製品・特徴・承認状況・強みの一括比較と詳細解説
施術カテゴリー別の代表的な承認機ガイド(脱毛・ピコ・IPL・血管・ニキビ等)
導入前チェックリストと施術目的別のガイド

美容医療機器の5つのカテゴリーと代表的な施術

美容クリニックで使用される医療機器・設備は大きく5つのカテゴリーに分類されます。開業時の機器選定は「どのような施術メニューを提供するか」というコンセプトから逆算することが重要です。

💡
レーザー・光治療
脱毛レーザー・ピコレーザー・Qスイッチレーザー・フォトフェイシャル(IPL)・炭酸ガス(CO2)レーザー・血管治療レーザー・フラクショナルレーザー
💉
注入材・医薬品
ボトックス(A型ボツリヌス毒素)・ヒアルロン酸フィラー・スキンブースター・PRP療法・成長因子製剤
🔥
痩身・ボディ
HIFU・RF(高周波)・EMS筋力強化・冷却脂肪減少(クールスカルプティング)・医療レーザー痩身
スキンケア・サポート
ドクターズコスメ・LED光治療・イオン導入・ケミカルピーリング補助剤
🔩
消耗品・サプライ
注射針・シリンジ・カニューレ・ハンドピース等の消耗品・滅菌ガウン・点滴セット等の医療材料
🧴
院内販売スキンケア
医師推薦スキンケアライン(エンビロン等)・アフターケア製品・術後ケア用品・サプリメント

必読:薬機法の承認機と未承認機の違いとリスク

国内承認機器の特徴

厚生労働省の承認・認証・届出を受けた医療機器。効能・効果・使用方法が承認されており、添付文書に基づく使用が求められる。製造販売業者が公式に販売し、承認内容の範囲内で医療広告として訴求できる。日本国内でのアフターサービス・技術サポートが充実。

⚠️

未承認機器の注意点

海外では承認されていても日本未承認の機器は「医師個人輸入」として使用されることがある。この場合、医師が薬機法上の製造販売業者に相当する責任を負う。未承認機器の効果を広告することは薬機法上のリスクがある。メーカーサポートが受けられない場合もある。

⚠️ 重要:各製品の承認状況は変更されることがあります。導入前には必ず各メーカーまたはPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)のデータベースで最新の承認状況を確認してください。本記事中の「承認機」「承認取得(一部)」等の記載は2026年3月時点の情報であり、情報の正確性については各社公式情報をご確認ください。

医療機器を選定する5つのポイント

POINT 1

施術目的と適応症の一致

「自院で提供したい施術」に対して機器の適応症・効能が合致しているかを確認。承認機の場合は添付文書で確認できます。

POINT 2

薬機法承認状況と医療広告規制

承認機は承認内容の範囲で広告できますが、未承認機器の効果を広告することはリスクがあります。患者への説明・HP・SNS掲載時の表現まで考慮した上で選定を。

POINT 3

購入・リースコスト+ランニングコスト

機器本体費用だけでなく、ハンドピース交換等の消耗品コスト・定期メンテナンス費用を5年間の総コストで比較。ランニングコストが高い機器は稼働率が低い場合に採算が取れないことがあります。

POINT 4

メーカーの技術サポート・トレーニング体制

機器の適切な使用には医師・看護師へのトレーニングが不可欠です。メーカーが提供するトレーニングプログラム・学術支援・セミナー体制を確認してください。

POINT 5

競合クリニックとの差別化と患者ニーズ

「近隣の競合クリニックが既に持っている機器」と「まだ持っていない機器」を調査した上で選定することが重要です。患者がInstagram等で注目している施術を提供できる機器かどうかも市場分析した上で判断してください。

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【比較表】美容クリニック向け医療機器・設備メーカー5社

会社名タイプレーザー/光治療注入材痩身スキンケア代表製品
JMEC総合代理店 レーザー全般GentleMax Pro・Vbeam Perfecta・MedLite C6
キャンデラレーザー直販 脱毛・ピコ・血管GentleMax Pro Plus・PicoWay・Vbeam II
ルミナスレーザー・IPL IPL・脱毛・CO2Stellar M22・LightSheer QUATTRO・AcuPulse
キュテラレーザー直販 脱毛・ピコ・ニキビexcel HR・エンライトンIII・AviClear・truSculpt flex
サイノシュアレーザー直販 ピコ・脱毛・LEDPicoSure Pro・Clarity II・Healite II

◎:特に強み ○:標準対応 △:一部対応 -:主力外
※2026年3月時点の公開情報をもとに作成。承認状況・製品ラインナップは変更される場合があります。最新情報は各公式サイト・PMDAデータベースにてご確認ください。

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各社詳細

医療と美容の融合・GentleLase/GentleMax Pro・Vbeam・J-Support開業支援・自社スキンケアブランド

株式会社ジェイメック(JMEC)

株式会社ジェイメック / 公式サイト ↗
強み
総合代理店
開業支援
株式会社ジェイメック(JMEC)|医療機器総合代理店 会社ビジュアル
✅ 「医療と美容の融合」を企業理念に掲げる
✅ GentleLase Pro / GentleMax Pro(脱毛・色素沈着治療レーザー)取り扱い
✅ Vbeam Perfecta(血管病変治療用パルスダイレーザー)
✅ 炭酸ガスレーザー CO2エスプリ・MedLite C6(QスイッチYAGレーザー)
✅ J-Support:新規開業支援プログラム提供
✅ 自社スキンケアブランド「プラスリストア」・「JMEC be」展開
✅ 学会・セミナー支援が充実した学術活動体制
✅ Japan Medical Beauty Expo 2026 出展

「医療と美容の融合を通じて、人々の『美と健康』への願いを実現します」を掲げる医療機器総合代理店。脱毛・色素性疾患治療の定番機器であるGentleLase Pro・GentleMax ProシリーズはJMECが日本国内で取り扱う承認機であり、全国の美容クリニックで広く使用されている定番中の定番。Vbeam Perfectaは血管病変・赤みの治療(ロザーシア・毛細血管拡張症・ポートワイン母斑等)に対応。新規開業を支援する「J-Support」プログラムでは機器導入から学術的なサポートまでトータルで対応。自社スキンケアブランド「プラスリストア」「JMEC be」も展開しており、院内販売商品まで提供できる点が他のレーザーメーカーにはない強み。

GentleMax Pro(Plus)
デュアル波長レーザー(755nm/1064nm)
アレキサンドライト+Nd:YAGのデュアル波長。幅広い肌色・毛の太さに対応する脱毛の定番機
国内承認機
Vbeam Perfecta
パルスダイレーザー(595nm)
血管病変・赤み治療の定番。ロザーシア・赤ニキビ跡・毛細血管拡張等に適応。DCD搭載
国内承認機
MedLite C6
QスイッチNd:YAGレーザー
シミ・タトゥー・ホクロ等の色素性病変の治療。ナノ秒パルスでメラニン破壊
国内承認機
J-Support
新規開業支援プログラム
機器導入から学術活動・セミナー参加まで、新規開業クリニックをトータルサポート
開業支援
👍 強みGentleシリーズとVbeamという信頼性の高い定番承認機を複数保有。J-Supportによる開業支援・学術活動支援が充実。スキンケアブランドとの組み合わせで院内販売まで対応可能
⚠️ 注意点ピコレーザー・HIFU等の最新カテゴリーは他社との比較検討が必要。価格は要見積もり
GentleMax Pro Plus・PicoWay・Vbeam II・Nordlys・開業機器サポート・世界的ブランド直販

キャンデラ株式会社(Candela)

キャンデラ株式会社 / 公式サイト ↗
強み
脱毛・ピコレーザー
世界的ブランド
キャンデラ株式会社(Candela)|医療用レーザーメーカー 会社ビジュアル
✅ GentleMax Pro Plus(最新世代デュアル波長レーザー)
✅ GentleMax Pro・GentleLase Pro・GentleYag Pro(Gentleシリーズ各種)
✅ PicoWay(ピコ秒Nd:YAG/Alexandriteピコレーザー)
✅ Vbeam II(血管病変治療パルスダイレーザー)
✅ Nordlys(IPL+フラクショナルNd:YAGの多機能プラットフォーム)
✅ Matrix(フラクショナルRF高周波マイクロニードル)
✅ Cryo 6(冷却システム)・Daavlinシリーズ(光線療法)
✅ 開業機器サポートサービス提供
✅ ショールーム(東京・大阪・福岡)

世界的な医療用レーザー機器メーカーCandela(シネロン・キャンデラ)の日本法人。GentleMax Proシリーズは「アレキサンドライト(755nm)とNd:YAG(1064nm)のデュアル波長」という構成で、脱毛機器のグローバルスタンダードとして世界中の美容クリニックで使用されている。PicoWayはピコ秒という超短パルスでメラニン・タトゥーを粉砕する最先端ピコレーザー。Vbeam IIは血管病変治療の金標準(ゴールドスタンダード)として評価が高い。開業機器サポートサービスを提供しており、東京・大阪・福岡のショールームで実機体験が可能。

GentleMax Pro Plus
デュアル波長レーザー(755nm/1064nm)最新世代
GentleMax Proの最新世代。高速照射・大スポットサイズ。あらゆる肌色・毛の太さに対応
国内承認機
PicoWay
ピコ秒レーザー(532/730/785/1064nm)
ピコ秒パルス幅でメラニン・タトゥーを粉砕。フラクショナルハンドピースでリジュビネーション
国内承認機(一部)
Vbeam II
パルスダイレーザー(595nm)
血管病変・赤みの治療。ロザーシア・毛細血管拡張・赤ニキビ跡等。DCD搭載
国内承認機
Nordlys
IPL+フラクショナルNd:YAGプラットフォーム
フォトセラピーとフラクショナルNd:YAGを1台に統合。シミ・赤み・毛穴・タイトニングまで対応
国内承認機(一部)
👍 強み脱毛のグローバルスタンダード「GentleMax Pro系」とピコレーザー「PicoWay」の世界的ブランド力。豊富な承認機ラインナップ。ショールームでの実機体験が可能
⚠️ 注意点ハイエンド機器のため導入コストが高め。ランニングコスト(ハンドピース交換等)も要確認
Stellar M22(旧M22後継・OPT技術)・LightSheer QUATTRO脱毛・AcuPulse炭酸ガス・IPL老舗ブランド

ルミナス・ビー・ジャパン株式会社(Lumenis)

ルミナス・ビー・ジャパン株式会社 / 公式サイト ↗
強み
IPL・脱毛・CO2
老舗ブランド
ルミナス・ビー・ジャパン(Lumenis)|光治療メーカー 会社ビジュアル
✅ Stellar M22(旧フォトフェイシャルM22後継機:多機能IPL光治療器)
✅ LightSheer QUATTRO(ダイオードレーザー脱毛機:吸引技術VAT搭載)
✅ AcuPulse(炭酸ガスフラクショナルレーザー:スキンリジュビネーション)
✅ Splendor X(アレキサンドライト/Nd:YAGデュアル波長レーザー・BLEND X技術)
✅ OPT(Optimal Pulse Technology)による均一なIPL照射
✅ エステティックス事業部とビジョン事業部の2本柱
✅ 「知って始める医療脱毛」患者向けサイト運営

「フォトフェイシャル」の名で日本市場を牽引してきたルミナスの日本法人。Stellar M22は「フォトフェイシャル M22」の後継機であり、OPT(最適パルス技術)によって均一で安全なIPL照射を実現した多機能光治療プラットフォームとして多くのクリニックで導入されている。LightSheer QUATTROは「吸引技術(VAT:Vacuum Assisted Technology)」によって痛みを軽減した高速ダイオードレーザー脱毛機。AcuPulseは炭酸ガスフラクショナルレーザーとしてスキンリジュビネーション・しわ改善に適応を持つ。IPL・脱毛・炭酸ガスレーザーで豊富な実績を持つブランド。

Stellar M22
多機能IPL光治療プラットフォーム
OPT技術によるシミ・そばかす・毛穴・赤み・脱毛への対応。複数のハンドピースで施術幅拡大
国内承認機
LightSheer QUATTRO
ダイオードレーザー(800nm)脱毛機
吸引技術(VAT)と冷却を組み合わせた快適な高速脱毛。大スポットサイズで効率向上
国内承認機
AcuPulse
炭酸ガスフラクショナルレーザー
フラクショナル・フルアブレーション両モード対応。スキンリジュビネーション・しわ治療
国内承認機
Splendor X
デュアル波長レーザー(755nm/1064nm)
アレキサンドライトとNd:YAGを同時照射できるBLEND X技術搭載。脱毛・色素性疾患に対応
国内承認機(一部)
👍 強みフォトフェイシャルの老舗ブランドとしての認知度・信頼性。OPT技術による均一なIPL照射。脱毛・CO2レーザーまでのワンストップ提案
⚠️ 注意点ピコレーザー・HIFU等の痩身系は他社との比較が必要。価格は要見積もり
excel HR・エンライトンIII(ピコ)・AviClear(ニキビ治療レーザー:2025年6月国内承認取得)・truSculpt flex

キュテラ株式会社(Cutera Japan)

キュテラ株式会社 / 公式サイト ↗
注目
AviClear
2025年6月国内承認
キュテラ株式会社(Cutera)|医療用レーザーメーカー 会社ビジュアル
✅ excel HR(ロングパルスYAGレーザー:脱毛・血管治療)
✅ エンライトンIII(ピコ秒レーザー:色素病変・タトゥー・スキンリジュビネーション)
✅ AviClear(セバシャス腺ターゲット:ニキビ治療専用レーザー:2025年6月承認取得)
✅ truSculpt flexシステム(電磁場・RF複合による筋力強化・痩身)
✅ Xeo SAシステム(多機能プラットフォーム)
✅ 2025年5月:財務再構築手続き完了・事業再生開始を発表
✅ 2026年2月:Webサイトリニューアル

米国Cutera Inc.の日本法人。特に注目は2025年6月に国内製造販売承認を取得したAviClearで、皮脂腺(セバシャス腺)をターゲットにした世界初のニキビ治療専用レーザーとして、抗生物質依存を減らす新たな治療選択肢として期待されている。excel HRはロングパルスKTP(532nm)とNd:YAG(1064nm)のデュアル波長レーザーで脱毛・血管治療に対応。エンライトンIIIはピコ秒レーザーとして色素病変・スキンリジュビネーションに使用される。truSculpt flexシステムは電磁場とRFを組み合わせた筋力強化・痩身システム。2025年5月に財務再構築手続きが完了したことが発表されており、サポート体制の安定性確認が推奨される。

AviClear
ニキビ治療専用レーザー(1726nm)
世界初のニキビ治療専用レーザー。セバシャス腺をターゲット。2025年6月に国内製造販売承認取得
2025年6月国内承認
excel HR
デュアル波長レーザー(532nm/1064nm)
血管・脱毛治療の多機能レーザー。KTPとNd:YAGの切り替えで多様な治療に対応
国内承認機
エンライトンIII
ピコ秒レーザー
ピコ秒パルスによる色素病変・タトゥー・スキンリジュビネーション。フラクショナルハンドピース対応
国内承認機(一部)
truSculpt flexシステム
電磁場・RF複合筋力強化・痩身システム
EMSによる筋力強化とRFによる脂肪減少。腹部・臀部・大腿部に対応
国内承認機(一部)
👍 強みAviClear(2025年国内承認・世界初ニキビ治療レーザー)という独自の新施術メニューを提供可能。ピコレーザー・脱毛・痩身の包括的なラインナップ
⚠️ 注意点2025年5月に財務再構築手続き完了・事業再生を発表。長期的なサポート体制・消耗品供給の安定性を導入前に必ず確認することを推奨
PicoSure Pro(ピコ秒アレキサンドライト)・Clarity II(脱毛/色素)・Healite II(LED光治療)・ルートロニック統合

サイノシュア・ルートロニック株式会社

サイノシュア・ルートロニック株式会社 / 公式サイト ↗
特徴
ピコレーザー
LED光治療
サイノシュア・ルートロニック|医療用レーザーメーカー 会社ビジュアル
✅ PicoSure Pro(ピコシュアプロ:ピコ秒アレキサンドライトレーザー)
✅ PicoSure(ピコシュア:従来モデル)
✅ Clarity II(クラリティII:脱毛・色素性疾患レーザー・デュアル波長)
✅ Healite II(ヒーライトII:LED光治療・低反応レベル光療法)
✅ Cryo 6(クライオ6:冷却システム)
✅ サイノシュアとルートロニック(韓国)が統合した合同企業

医療用レーザー機器の革新的メーカーとして知られるサイノシュアと韓国の医療機器メーカー・ルートロニックが統合した「サイノシュア・ルートロニック株式会社」の日本法人。PicoSure Proはピコ秒アレキサンドライトレーザーとして、しみ・くすみ・タトゥー・スキンリジュビネーションに高い効果を持ち、Focusレンズによる独自のPressure Wave(圧力波)生成が特徴。Clarity IIはアレキサンドライト(755nm)とNd:YAG(1064nm)のデュアル波長レーザーで脱毛・色素性疾患の幅広い治療に対応。Healite IIはLED光線治療(低反応レベル光療法)で術後ケア・炎症軽減・創傷治癒促進に使用されるユニークな製品。

PicoSure Pro
ピコ秒アレキサンドライトレーザー(755nm他)
ピコ秒パルスのアレキサンドライトレーザー。Focusレンズ搭載。しみ・くすみ・タトゥー・リジュビネーション
国内承認機(一部機種)
Clarity II
デュアル波長レーザー(755nm/1064nm)
アレキサンドライトとNd:YAGを搭載。脱毛・色素性疾患の幅広い治療に対応する高速スループット機
国内承認機(一部)
Healite II
LED光治療器(低反応レベル光療法)
633nm・830nm等の複数波長LED。術後ケア・炎症軽減・創傷治癒促進・肌質改善に使用
国内承認機(一部)
Cryo 6
冷却システム
レーザー・光治療施術時の皮膚冷却・疼痛緩和システム。複数のレーザー機器と併用可能
国内承認機(一部)
👍 強みPicoSure Pro(ピコ秒アレキサンドライト)という独自のピコレーザー。Healite II(LED光治療)という他社にない術後ケアツール。サイノシュア+ルートロニック統合による製品幅の拡大
⚠️ 注意点サイノシュアとルートロニックの統合により製品・サポート体制が変化している場合があり、最新状況の確認が推奨される
💬
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医療機器導入前に確認すべきチェックリスト

医療機器の導入前に以下の項目を確認しましょう。

⚕️ 薬機法・法規制

導入予定機器がPMDA(医薬品医療機器総合機構)データベースで承認・認証済みか確認したか
未承認機器の場合、医師個人輸入に伴う薬機法上の責任を理解しているか
HP・SNS等での当該施術の広告表現が薬機法・医療広告ガイドラインに準拠しているか確認したか
高度管理医療機器を取り扱う場合の「高度管理医療機器等販売業・貸与業許可」の要否を確認したか

💰 コスト・契約

機器本体費用だけでなくランニングコスト(消耗品・定期メンテナンス)を5年間で試算したか
購入かリースかを比較検討したか(開業初期は資金確保のためリースが有利な場合が多い)
複数メーカーから見積もりを取得して比較したか(最低2〜3社)
保証期間・修理対応・代替機提供等のアフターサービス条件を確認したか

🏥 臨床・技術

導入機器の適切な使用のために医師・看護師向けトレーニングが受けられるか確認したか
実機のデモ・体験照射を受けて機器の操作感・効果を確認したか
メーカーが提供する学術論文・エビデンス・症例データを確認したか
導入済みクリニックへのヒアリング(使い勝手・効果・トラブル対応等)を行ったか

📊 経営・採算性

1ショットあたりの施術単価と月間施術回数から採算ラインを試算したか
近隣競合クリニックの機器保有状況を調査して差別化できるか確認したか
患者が求めている施術(SNSトレンド等)と機器の適応症が合致しているか確認したか
機器の故障・修理中の代替手段(代替機提供の有無)を確認したか

施術目的別ガイドメーカー・機器ガイド

施術メニューの目的別に、対応メーカーと代表的な承認機の組み合わせを整理しました。

脱毛(アレキサンドライト/Nd:YAGデュアル波長)JMEC(GentleMax Pro)・キャンデラ(GentleMax Pro Plus)・ルミナス(Splendor X)
脱毛(ダイオードレーザー)ルミナス(LightSheer QUATTRO)
ピコレーザー(しみ・タトゥー・リジュビネーション)キャンデラ(PicoWay)・サイノシュア(PicoSure Pro)・キュテラ(エンライトンIII)
Qスイッチレーザー(しみ・タトゥー)JMEC(MedLite C6)
フォトフェイシャル・IPL光治療ルミナス(Stellar M22)・キャンデラ(Nordlys)
炭酸ガスレーザー(皮膚病変・スキンリジュビネーション)ルミナス(AcuPulse)
血管病変・赤み治療JMEC(Vbeam Perfecta)・キャンデラ(Vbeam II)・キュテラ(excel HR)
EMSベース筋力強化・痩身キュテラ(truSculpt flexシステム)
ニキビ治療レーザー(世界初・2025年国内承認)キュテラ(AviClear)
LED光治療(術後ケア・炎症軽減)サイノシュア(Healite II)
院内販売スキンケア(ドクターズコスメ)JMEC(プラスリストア・JMEC be)

よくある質問(FAQ)

Q美容クリニックに医療機器を導入する際、薬機法的に注意すべきことは何ですか?
A医療機器の導入に際して最も重要なのは薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)上の「承認・認証・届出」の確認です。日本国内で医療機器を使用するには原則として厚生労働省の承認が必要です。一部の機器は「医師の個人輸入」として使用されることもありますが、その場合は医師が薬機法上の製造販売業者に相当する責任を負います。海外で承認されていても日本未承認の機器を使用する場合はリスクが伴うため、導入前に各メーカーまたはPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)のデータベースで最新の承認状況を確認してください。
Q脱毛レーザー機器を選ぶ際のポイントは何ですか?
A脱毛レーザー機器の選定ポイントは①波長(アレキサンドライト755nmは日本人の細い毛に有効、Nd:YAG1064nmは色黒肌や深い毛包に安全・有効)②冷却システム(疼痛管理のためのDCD等の冷却機構)③照射スピード(スループット:施術効率)④フルエンス(照射出力:脱毛効果に直接影響)⑤ランニングコスト(消耗品の耐用ショット数とコスト)の5点です。GentleMax Pro(キャンデラ/JMEC)のようなデュアル波長機は対応幅が広く人気があります。
QピコレーザーとQスイッチレーザーの違いは何ですか?
A照射時間(パルス幅)の長さが最大の違いです。Qスイッチレーザーはナノ秒(10の-9乗秒)単位のパルス幅で主に熱作用(光熱作用)でメラニンを破壊します。ピコレーザーはピコ秒(10の-12乗秒)単位のパルス幅で、熱作用よりも機械的・音響的な衝撃波(光音響作用)でメラニンをより細かく粉砕します。ピコレーザーの主な利点は①周辺組織への熱ダメージが少ない②メラニン粒子をより細かく粉砕できるため難治性のしみ・タトゥーに有効③PIH(炎症後色素沈着)のリスクが低い点です。代表的なピコレーザーはPicoWay(キャンデラ)、PicoSure Pro(サイノシュア)、エンライトンIII(キュテラ)等です。
QHIFUと高周波(RF)機器の違いと使い分けを教えてください。
AHIFU(高密度焦点式超音波)は超音波を特定の深度に焦点を当てて熱凝固を起こす技術で、SMASレベル(表在性筋膜系)を含む深い組織に作用しリフトアップ効果が期待できます。RF(高周波・ラジオ波)は電磁エネルギーで皮膚内部に抵抗熱を発生させコラーゲン産生・皮膚引き締めを促進する技術です。一般的にHIFUは単回施術でのリフトアップに、RFは継続施術での引き締め・コラーゲン再生に使い分けられます。両技術を組み合わせた複合機も増えています。機器導入前に各メーカーのトレーニングを受け適切な使用方法を習得することが重要です。
Q医療機器の購入とリースどちらが有利ですか?
Aそれぞれにメリット・デメリットがあります。購入のメリットは長期的な総コストが低い・資産として計上できる(減価償却)・買い替え時の査定がある点です。リースのメリットは初期投資を抑えられる(開業資金の確保)・メンテナンス費用が含まれるプランもある・一定期間後に最新機種へ切り替えが可能・固定費の見通しが立てやすい点です。一般的に開業初期は資金確保のためリースを選ぶケースが多く、収益が安定した後に購入に切り替えるケースもあります。各メーカーがリースオプションを提供しており、開業時のトータルコストを含めた見積もり取得を推奨します。
Qフォトフェイシャル(IPL)機器の選び方を教えてください。
AIPL(光治療器)の選定ポイントは4つです。①フィルター・波長帯域(施術目的に応じたカットオフフィルターの搭載)②冷却機能の有無と冷却方式③フルエンス幅・スキントーン対応(幅広い肌色への対応能力)④添付可能ハンドピースの種類(単一機能か多機能プラットフォームか)です。ルミナスのStellar M22(旧フォトフェイシャルM22後継)はOPT(最適パルス技術)により均一なパルス照射が可能な代表的製品です。

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本記事は2026年3月時点の情報をもとに作成しています。各メーカーの製品・承認状況・サービス内容は変更される場合があります。導入前には必ず各公式サイト・PMDAデータベースにてご確認ください。本記事の内容は情報提供を目的としており、特定製品の推薦・医療行為への使用を保証するものではありません。